アメリカ大統領選挙が行われ、共和党のトランプさんが民主党のハリスさんに勝利する可能性が高くなっているようです。
開票は続いていますが、現状ではトランプさん優勢で共和党寄りの米メディアであるFOXニュースでは、トランプさんが当選確実と伝えています。
もしトランプさんが大統領になったら
トランプさんの公約には、大規模な減税や関税の引き上げなどがあります。
実現すれば、アメリカの会社や労働者は税金が安くなって助かるし、海外からの輸入品は値段が上がるため、アメリカ国内の生産者は国産のものが売りやすくなるでしょう。
ただし、輸入品の値段が上がるということは物価が上がることにつながり、インフレに引き起こします。これまで金利を上げてインフレを抑えていたのに、それに逆行する形になるため、しばらくは金利が下がらない見込みになるわけで…
そうなると金利が低い日本と金利が高いアメリカでは、円安ドル高が進みます。
S&P500やオルカンなどを買っている方は、いいかもしれませんね。
また、円の価値が下がれば相対的に株高になる予想もできます。
しかし、トランプさん自身は、あくまでアメリカ経済の味方なので、ドル高は望んでいないみたいです。
ドル高が進めば、アメリカで生産したものを海外に輸出する際に高い値段で売ることになり、結果的に輸出品の売り上げは下がってしまいます。
トランプさんの公約を実行すればドル高になるけど、トランプさん自身はそれを望んでいない…
正直、トランプさんがどういったことをしてくるか予想できないので、臨機応変に対応していくしかないですね…
個人的な思惑
個人的には一時的に経済が良くなっても、そのうちリセッションに入ってしまう気がします。
それまでに特定口座で持っているS&P500を一旦売ってしまって、下がったところでNISAの成長投資枠で買いなおしたいと思っているのですが…
いつ不景気になるかなんて誰にもわからないので、早めに売ってしまいたい気持ちでウズウズしています。
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