ビットコイン準備金、期待

ビットコインの価格が下落しているようです。
それに伴って、暗号通貨関連の株である「メタプラネット」や「リミックスポイント」も一時大きく下げていました。

以下はビットコインのチャートです。
2024年11月にはトランプ大統領が当選し、トランプ大統領が支持していた暗号資産、ビットコインもその影響を受け、12月には史上最高値を更新しました。

その後はしばらくレンジ相場でしたが、今年に入り、取引所へのハッキングや失望売りが発生しています。

この下落を一時的なものとみるのであれば、今は絶好の買場。
これまで通りの上昇に戻るのならば、ここから10倍もありうるかもしれません。

ただし、このまま下げていってしまう可能性もあります。
ネットで調べた限りだと以下のような情報が出ていました。

上げの要因

トランプ大統領の当選

トランプ大統領は、暗号資産、ビットコインを支持することを表明しており、当選が確定した2024年11月時点から価格が大きく上昇し、12月には史上最高値を更新しました。

以前は暗号資産に対して懐疑的でしたが2期目の今回は立場を変え、支援していくようです。
ビジネスマンですから、そうした方が得であると判断したのかもしれません。

また、側近のイーロン・マスクさんも自身が率いる国家効率化省を「DOGE」と名付けています。
これはミームコインであるDOGEコインと同じ名前であり、この方も以前から暗号資産推進派の立場を示していました。現にDOGEコインは、トランプ大統領当選後に3倍ほどの価格になっています。

以下のDOGEのチャートを見ると、ビットコイン同様に2024年11月ごろに高騰していることがわかります。
ビットコインに引っ張られている影響もありますが、3倍は大きいですね。
この辺は予想できたかもしれません。買っておけばよかったです…。

ビットコイン国家準備金構想

トランプ大統領はビットコインを国家準備金として備蓄する構想を発表しました。
まずは、政府が押収したビットコイン(約20万BTC)を準備金として扱うことを考えているようですが、今後計画が進んでいけば、市場からビットコインを買い付ける可能性もあります。

具体的な行動を伴っており、2025年1月24日には「デジタル資産市場に関する作業部会」を設立する大統領令に署名しています。

アメリカがビットコインを大量購入、長期保有してくれるのであれば、価格の大幅な上昇と高値圏での安定が見込めるため、かなりの期待が持てます。

下げの要因

ここまでいい要素ばかりでしたが、今年に入り、ビットコインは下落を続けています。
期待が高まっていた分、下落幅も大きくなっているようです。

取引所へのハッキング事件

2025年2月末にBybitという暗号資産取引所がハッキングの被害を受けました。
被害額は、15億ドル相当で、日本円換算だと2250億円ほどになります。※1ドル=150円で計算

毎度のことですが、取引所がハッキングを受け、資産が盗まれるとビットコインは値下がります。
犯罪者もビットコインを売却して、利益確定するでしょうし、そもそも通貨として信頼性が疑われれば価格も下がります。

被害額は市場最大規模であり、この影響はかなり大きく出ました。冒頭のチャートでも示した通り、2月の暴落は大きく、それまでトランプ相場で上がって、しばらくレンジしていた相場から一気に下落になってしまいました。

ちなみにハッキングしたのは北朝鮮のハッカー集団であることがわかっており、「コールドウォレット」への侵入と伝えられています。
そんなことできるんですかね??

これが原因でセキュリティ的に安全だと思われていたコールドウォレットも万全ではないという見方が広まり、信頼性を下げているようです。

コールドウォレットへの侵入という表現がちょっと気になり、もう少し調べてみると実際のところは少し違うようです。コールドウォレットからウォームウォレットへの資金移動中に介入があり、奪われてしまったとのこと。

これなら納得できますね。
ハッキングされて、奪われたのは変わらないですが…。

Bybitハッキング事件の原因 SafeウォレットのAWSインフラへの侵害か
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暗号通貨サミットへの失望売り

2025年3月8日に行われたホワイトハウス暗号通貨サミットですが、目新しい発表がなく、失望売りにつながってしまいました。

これはトランプ大統領就任と暗号通貨市場への支援の期待が大きかったことの反動に見えます。
史上最高値更新や国家準備金の発表など、これまでバイデン政権下では規制を受けてきた暗号資産が一気に高騰するには十分な材料が提供されてきました。

ここでビットコインの大量購入決定!などのニュースがあれば、さらに上がったかもしれませんが、この辺りに関しては具体的なことは決まっていないとこと。

ただし、こちらはハッキングに比べると影響は小さいようで、チャート的にも反応はそれほど大きくありません。もともとボラティリティが大きい資産なので、気にならないだけかもしれませんが…。

個人的今後の方針

今は下げていますが、トランプ大統領の政権下では暗号通貨はまだまだ上を目指せると思っています。
ただし、そのまま暗号通貨に投資すると儲かっても税金が高くなりますし、特定口座もないので、確定申告も面倒になります。

やはり、投資するなら暗号資産関連の株であるメタプラネットやリミックスポイントが良いように感じてしまいますね。

大穴でコインチェックを子会社にもつマネックスグループもありますが、こちらはビットコインの価格の影響をあまり受けていない様子。

大きく稼げる可能性が高い反面、ボラティリティも大きいため、下落相場だと一気に価値を落としてしまいます。

個人的には、今はなしですね。
以前から言われているように暗号資産自体の価値はないように感じます。
通貨ですから、そんなもんなんですかね?

今なら半導体関連株も落ちてきてるし、買うならそっちでいいかなと思います。


と言いつつも、ちょっとだけイーサリアムを持っているので、百倍とかになってくれればうれしいです!

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