NVIDIAの株を買ってみた

こんにちは!
普段は国内の個別株ばかりを買っていますが、ついに米国株にも手を出すことにしました。

少し前になりますが、DeepSeekの登場でNVIDIAの株価が下落したこともあり、試しにちょっとだけ買ってみることにしました。

下げの要因

原因は、DeepSeekショックですね。
これまでは高性能な生成AIを作るには、高品質な半導体を大量に使用する必要がありました。
そして、AI向けの半導体メーカーとしてシェアのほとんどを占めているNVIDIAは、AIブームに乗っかって、かなり業績を伸ばしてきました。

S&P500やNASDAQ100に含まれている銘柄の中でも特に成長著しく、指数をけん引しているといえる時期もあったようです。

しかし、今回のDeepSeekの発表によって、そこまで高性能なGPUを使わずとも、高性能な生成AIを作ることができる可能性が示され、NVIDIAのようなAI向け半導体で稼いできた銘柄は打撃を受けました。その筆頭であるNVIDIAの下落率は大きく、一時は株価が17%も下げて、91兆円の時価総額が失われました。

まだ想像の段階ですが、もしDeepSeekのようなAIが台頭してくれば、NVIDIAの将来にはいくつか不安な点が出てきます。

まずは、売り上げが下がってしまう懸念です。
繰り返しになりますが、低コストなGPUで生成AIを作れるならNVIDIAが高額なGPUを作っても売れなくなるわけですから、これまでのようにどんどん高性能化して、価格を上げていっても利益になりにくくなります。

また、DeepSeekが中国企業によって開発された点も気になります。
そもそもCHIPS法により中国への高性能なGPUの輸出は制限されています。
それでもNVIDIAのGPUは優秀なので、中国でもニーズがあったわけですが、そこまでハイエンドなGPUでなくても良いなら、CHIPS法の制限内のスペックに調整されたものをNVIDIAから買う必要もありません。

中国国内でそれなりのものを作ってしまう、もしくはアメリカ以外の他社製のもので代替できるようになれば、中国のNVIDIAの顧客は減ってしまうことになります。

個人的今後の方針

今回は米株を買うにあたり、ちょうど安くなっていたNVIDIAを買ってみました。
それなりのリスクはありそうですが、AIブームはまだ続いてくれると楽観的にとらえています。

ただ、景気後退が起きてAIへの投資が減ってしまうとAIブーム収束に向かっていく可能性があるため、それまでには一定に成果を出して、社会にAIが浸透、定着してほしいですね。

生活も良くなりそうですし、NVIDIAも一定の需要がある状態になれば、株を持っている身としてはありがたいです。

また、AIとは別ですが、最近は家庭用のPCでも高額なGPUを搭載していないと最新ゲームで遊べなくなりつつあります。企業向けのAI半導体ほどではないでしょうが、PC向けのGPUでも存在感がある企業なので、こちらの分野でも頑張ってほしいです。

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