【購入レビュー】4月権利落ちの「伊藤園第1種優先株(25935)」を購入!配当1.25倍+株主優待の魅力を解説!

こんにちは!
今回は、私が今週新しくポートフォリオに迎え入れた銘柄についてお話しします。

その銘柄とは、誰もが一度は自販機やコンビニでお世話になっているであろう、日本のお茶「伊藤園」です!

ただし、私が今回購入したのは、普通の株式(2593)ではありません。
優先株の方「第1種優先株式(銘柄コード:25935)」というものです。

「え?優先株って何?」「普通株と何が違うの?」という疑問から、なぜ私がこのタイミングで購入したのか、その理由をブログで語っていきたいと思います。

これからインカムゲイン(配当・優待)目的で日本株への投資を考えている方の参考になれば幸いです!


1. なぜ「今週」買ったのか?権利月が過ぎて安くなった絶好のタイミング

株式投資をやっている方ならお馴染みですが、多くの日本企業は3月や9月に株主優待や配当の「権利確定日」を迎えます。しかし、伊藤園の決算期は一般的な企業とは異なり、4月決算(および10月中間決算)となっています。

つまり、4月末が「権利確定月」になるわけです。

権利落ち日以降の「下落」はバーゲンセール

株式は、優待や配当をもらうための権利が得られる日(権利付最終日)に向けて株価が上昇しやすく、その翌日(権利落ち日)になると、配当や優待の価値の分だけ株価がガクンと下がる傾向があります。

今回、私はあえて「4月の権利月が過ぎて、株価が落ち着いて安くなったタイミング」を狙って購入しました。

「え?それじゃあ今年の4月分の優待や配当はもらえないじゃない?」と思われるかもしれません。まさにその通りで、私が次に配当や優待を受け取れるのは、半年後の中間配当や、1年後の4月権利分になります。

しかし、目先の優待を1回もらうために高い株価(高値掴み)で買ってしまい、その後の権利落ちで大きな含み損を抱えるよりは、「みんなが権利を取り終わって、売られて安くなったところを長期保有目的で拾う」ほうが有利だと思います。もちろん、必ずしもそうなるとは限らないので、その点は注意です。

欲を言えばキリがありませんが、株価がひと段落した今週は、まさに絶好の仕込み時だと判断しました。


2. 伊藤園「第1種優先株(25935)」の仕組みと、ちょっと魅力的な配当金

さて、ここからが本題です。私が普通株ではなく、わざわざ「優先株(25935)」を買った理由について解説します。

そもそも優先株とは、「議決権(株主総会での投票権)がない代わりに、配当金などの経済的利益を優先的に受け取れる株」のことです。

個人投資家にとって、株主総会に出て企業経営に一票を投じる機会はそう多くありませんよね。「議決権なんていらないから、その分たくさん配当金をちょうだい!」というニーズに完璧に応えてくれるのが、この優先株なのです。

一方で、普通株より売買が少なく、値動きが荒くなることもあります。

普通株の「1.25倍」という強力なメリット

伊藤園の優先株の最大の魅力は、「普通株式の1.25倍の配当金がもらえる」というルールです(※少数第1位を切り上げ、1株当たり15円が下限)。

例えば、普通株の年間配当が48円だった場合、優先株の配当は以下のように計算されます。

48円 × 1.25 = 60円

なんと、全く同じ「伊藤園の株」であるにもかかわらず、優先株というだけで1株あたり12円も多く配当金が支払われるのです。

株価が安いので「配当利回り」が跳ね上がる

さらに「配当金は多いのに、株価は普通株より圧倒的に安い」というメリットが存在します!

現在(2026年5月時点)の株価を比較してみましょう。

  • 普通株(2593): 約2,920円
  • 優先株(25935): 約1,790円

普通株を100株買おうとすると約29万円必要ですが、優先株なら約18万円で買えてしまいます。

  • 普通株の配当利回り: 約 1.6% 〜 1.7%
  • 優先株の配当利回り: 約 3.3% 〜 3.4%

このように、優先株を選ぶだけで配当利回りが一気に約2倍近くまで跳ね上がります。

銀行の定期預金にお金を預けてもほぼゼロ金利の今の時代、日本を代表する大企業から3%中盤の配当利回りを安定してもらえるのは、インカムゲイン投資家として非常に魅力的だと言わざるを得ません。


3. 投資家女子・男子必見!やっぱり一番の楽しみは「株主優待」

配当利回りの高さだけでもお腹いっぱいになりそうですが、伊藤園を語る上で絶対に外せないのが「株主優待」です。

私は今回、最低単元である「100株」を購入しました。100株を保有していると、年に1回(例年7月下旬〜8月上旬頃)、優待が自宅に届きます。

優待内容:自社製品の詰め合わせ(1,500円相当)

届くのは、みんな大好き「お〜いお茶」をはじめとした、伊藤園のジュースや健康飲料などの自社製品詰め合わせ(1,500円相当)です。

ネット上の先輩投資家たちの優待開封報告を見ていると、緑茶缶、濃い茶、野菜ジュース、黒酢飲料などがずっしりと箱に詰まって届くようで、今から妄想するだけでワクワクが止まりません。夏場の暑い時期に、冷たいドリンクの詰め合わせが届くのは実用性という意味でも100点満点です。

さらに、株主限定の通信販売で製品を30%割引で購入できる特典カタログも同封されるとのこと。お茶を毎日大量に消費するご家庭にとっては、こちらも地味に嬉しいメリットですね。

【裏ワザ】普通株と優先株の「2コ取り」も可能

伊藤園の素晴らしいところは、「普通株の優待」と「優先株の優待」を別々にカウントしてくれる点です。※2026年5月時点

もし資金に余裕があれば、普通株を100株、優先株を100株持っておくことで、株主優待を年間2箱ゲットする(2コ取りする)なんて裏ワザも使えます。私はひとまず優先株のみでスタートしますが、今後の株価次第では普通株の買い増しも検討したいと思っています。


4. 知っておきたい「伊藤園」の基本情報と最新の業績・財務状況

ブログ読者の皆さんに安心して投資を検討してもらうために、単に「優待が楽しい!」という話だけでなく、伊藤園という企業の足元の経営状況やリスクについても、数字を交えてマジメに分析してみました。

お茶のトップランナーである伊藤園ですが、実は直近の業績にはいくつかのドラマ(変化)があります。

基本データ

  • 会社名: 株式会社 伊藤園(ITO EN, LTD.)
  • 設立: 1966年
  • 主力製品: 「お〜いお茶」「健康ミネラルむぎ茶」「1日分の野菜」「タリーズコーヒー(缶・ボトル)」など
  • 業界シェア: 緑茶飲料市場において国内シェア約3〜4割を誇る圧倒的NO.1

最新業績の動向:売上は好調、しかし利益面で大きな修正も

直近(2026年4月期)の伊藤園の連結業績を見ると、非常に興味深い動きをしています。

決算期売上高営業利益経常利益当期純利益
2025年4月期(実績)4,727億円229億円229億円141億円
2026年4月期(会社予想)4,950億円200億円210億円10億円

これを見ると、「売上高はしっかり伸びて増収(4,950億円想定)であるものの、最終的な純利益が大きく下がっている(下方修正された)」という状況がわかります。

また、昨年と比べると利益がかなり控えめになっています。
このあたりが今回かなり安くなっている原因の1つのようです。
私としては、あくまで一時的なものだと判断し、購入に踏み切っています。

投資家として、この原因はしっかり押さえておく必要があります。主な要因は以下の通りです。

  1. 原材料・エネルギー価格の高騰と価格改定の攻防缶やペットボトルの原材料、物流費、電気代などが世界的に高騰しています。伊藤園も2025年10月に一部飲料や茶葉(リーフ製品)の値上げに踏み切りました。値上げによる売上への貢献はあったものの、他社との競争が激しくなったことで、販売を維持するためのリベート(販売奨励金)や広告宣伝費を先行投資する必要があり、利益が削られました。
  2. 減損損失の計上(一過性のマイナス)今期、将来的な収益性を見直した結果、一部の設備や事業において「減損損失」という一過性の大きな損失を計上しています。これにより、純利益の見た目はガクンと減っています。

減配リスクはあるのか?財務の健全性をチェック

「純利益がこんなに減っているなら、配当金が減らされるのでは?」と不安になりますよね。

しかし、結論から言うと今期の配当予想は1株あたり年間48円(普通株)のまま据え置かれており、株主還元への姿勢は維持されています。 伊藤園は元々キャッシュ(現金)をしっかり稼ぐ能力(営業キャッシュフロー)が高く、手元の現金預金も豊富です(例年800億〜1,000億円規模の現金を保有)。自己資本比率も約40〜50%前後で推移しており、食料品セクターの中では非常に健全な財務基盤を持っています。

今期の純利益減少は一過性の構造改革(減損など)の色合いが強いため、私は「一時的な業績のブレで株価が下がっている今こそ、長期で仕込むチャンス」と捉えました。


5. 日本のお茶文化は死なない!長期投資としての将来性

最後に、私が伊藤園への投資を決めた「定性的な理由(将来性の魅力)」を語らせてください。

① 少子高齢化・健康志向が追い風になる

日本は少子高齢化が進んでいますが、お茶市場においてこれは必ずしもマイナスではありません。若者の炭酸飲料離れが進む一方、中高年〜シニア層を中心にお茶や無糖飲料の需要は非常に根強いものがあります。

また、世界的な「健康志向」の高まりの中で、砂糖が大量に入ったジュースよりも、カテキンが含まれる無糖の緑茶を選ぶ人が増えています。このトレンドは伊藤園にとってプラスに働きます。

② 海外市場(Global ITO EN)の可能性

伊藤園は日本国内だけでなく、アメリカや中国、東南アジアなどグローバル展開を急速に進めています。

特にアメリカでは、大谷翔平選手を「お〜いお茶」のグローバルアンバサダーに起用した大規模なプロモーションが記憶に新しいですよね。大谷選手の効果もあって、海外での「Oi Ocha」の認知度は高まっています。日本のポップカルチャーや健康食ブーム(SUSHIなど)とともに、緑茶が世界中で「クールでヘルシーなドリンク」として定着すれば、まだまだ海外での成長余地は大きいです。

③ タリーズコーヒーブランドの強さ

伊藤園は缶コーヒー市場でも独自の地位を築いています。傘下の「タリーズコーヒー」の店舗網とのシナジーを活かしたボトル缶コーヒーは、コンビニや自販機でも「ちょっと質の良いコーヒーを飲みたい層」に絶大な支持を得ています。緑茶一本足打法ではなく、コーヒーや野菜ジュースという強力な第2、第3の柱がある点も安心感に繋がっています。


まとめ:優先株で、賢くのんびり「お茶活」投資を始めよう!

今回は、私が今週購入した「伊藤園第1種優先株(25935)」についてご紹介しました。
改めて、この銘柄の魅力をまとめます。

  • 購入タイミング: 4月の権利月が過ぎて、株価が落ち着いた「今」が拾い時。
  • インカムの魅力: 普通株の1.25倍の配当!株価が安いので配当利回りは3%超え。
  • 保有の楽しみ: 年に1回、1,500円相当のお茶・ジュース優待。
  • 企業の安定性: 足元の利益は原材料高で苦戦も、財務は健全。大谷選手起用で海外展開にも期待大!

株式投資というと「毎日画面に張り付いて売買する」イメージがあるかもしれませんが、こうして日本を代表する企業の株を安くなった時に買い、配当やお茶の優待をのんびり待ちながら長期保有するスタイルは、精神的にも非常に優しくておすすめです。

次に届く優待を楽しみに待ちつつ、これからも伊藤園の「お〜いお茶」を飲んで、一株主として応援していきたいと思います!100株だけですが。

それでは、また次回の投資レビューでお会いしましょう!

※本記事は個人の投資見解を述べたものであり、特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いいたします。

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