こんにちは!
最近、株主優待を楽しめる銘柄をいろいろ探しています。先日は森永製菓の購入を検討している話を書きました。森永製菓はお菓子の詰め合わせがもらえる魅力的な銘柄ですが、実際に優待が届くまでかなり時間がかかることが分かりました。
そこで、もう少し早く優待を楽しめる銘柄はないかと探していたところ、気になったのが井村屋グループ(2209)です。井村屋といえば、あずきバーや肉まん、あんまんなどでおなじみですね。
調べてみると年2回の株主優待があり、株価も高値から下がっているようです。ただし、決算を見ると気になる部分もありました。今回は購入を検討するにあたって調べたことと、現在の考えを書いておこうと思います。
井村屋の株主優待は年2回!
井村屋グループでは、毎年3月末と9月末の株主を対象に、自社商品の詰め合わせを贈っています。2026年10月時点の優待内容は次のとおりです。
| 保有株数 | 1回あたりの優待 |
|---|---|
| 100株以上500株未満 | 750円相当の自社商品 |
| 500株以上1,500株未満 | 2,000円相当の自社商品 |
| 1,500株以上 | 2,000円相当の自社商品+1,500円相当の選択式ギフト |
100株なら年間合計1,500円相当。額面はそこまで大きくありませんが、年2回届くというのは結構うれしいですね。森永製菓の優待は年1回なので、井村屋なら年に2度、楽しみがあります。
公式案内を見る限り、100株の優待に6か月や1年以上の継続保有条件はありません。2026年9月の権利確定日はすでに過ぎていますが、今から購入するなら2027年3月末の優待を狙えそうです。3月末分の優待品は6月中旬ごろの発送予定とのことで、森永製菓より早く楽しめそうなのも魅力です。
100株なら約23万円で購入できる
2026年10月20日の井村屋グループの終値は2,293円でした。100株なら約22万9,300円。森永製菓と近い購入金額ですね。
2026年の年初来高値は2,633円、安値は2,183円という水準でした。高値から約13%下落しており、年初来安値にも比較的近いところです。優待目的で長期保有するなら、できれば安いところで購入したいと思っています。
ただし、株価が下がっただけでは、本当に割安とはいえません。予想PERやPBRも確認しました。
| 指標 | 確認時点の目安 |
|---|---|
| 株価(2026年10月20日終値) | 2,293円 |
| 予想PER | 約12.2倍 |
| PBR | 約1.17倍 |
| 年初来高値 | 2,633円 |
| 年初来安値 | 2,183円 |
PER約12倍、PBR約1.17倍なら、数字の上では極端な割高感はなさそうです。ただし、利益予想が悪化すればPERの見え方も変わります。割安に見える可能性はあっても、まだ判断しきれないという印象です。
直近の決算は増収なのに営業減益
2026年8月7日に発表された、2027年3月期第1四半期決算を見てみました。
| 項目 | 実績 | 前年同期比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 約115.7億円 | +6.6% |
| 営業利益 | 約2.6億円 | −25.4% |
| 経常利益 | 約3.7億円 | +7.1% |
| 最終利益 | 約2.3億円 | +25.5% |
売上高は増加していますが、営業利益は25%以上減少しています。これは少し気になるところです。原材料費や資材費の上昇、減価償却費の増加などが利益を圧迫しているようです。
一方、経常利益や最終利益は増えていました。ただし、為替差益などの影響もあるため、営業利益の減少を無視してよいわけではありません。優待を長く楽しみたいなら、本業でどれくらい安定して利益を出せるかを重視したいです。
あずきバーなどの主力商品は堅調
少し安心できる材料もありました。井村屋の主力商品であるあずきバーなどは堅調で、第1四半期のあずきバーシリーズの売上は前年同期を上回っていました。ようかんや冷凍和菓子、点心など、アイス以外にも幅広い商品を展開しています。
私の中では井村屋といえば「あずきバー」のイメージが強かったのですが、意外に事業の幅が広いんですね。もちろん、商品が有名だから株価が必ず上がるわけではありません。それでも長く親しまれる商品がある点は魅力です。
財務の安定性はどうだろう?
2026年6月末時点の自己資本比率は約52.2%でした。50%を超えているので、財務面には一定の余裕があるように見えます。ただし、2026年3月末の57.7%からは低下しています。
設備投資も行っているため、今後の利益やキャッシュフローには注意したいです。食品メーカーは比較的安定したイメージがありますが、原材料価格の上昇や設備投資の負担も無視できません。
配当と優待を合わせると年間約2.3%
2027年3月期の年間配当予想は1株38円です。100株保有なら年間3,800円の配当が期待できます。2,293円で購入すると仮定した場合の利回りは、次のようになります。
| 項目 | 年間の金額 |
|---|---|
| 配当予想(100株) | 3,800円 |
| 株主優待(年2回) | 1,500円相当 |
| 合計 | 5,300円相当 |
| 総合利回り | 約2.31% |
※配当は税引前、優待は額面換算です。
利回りが非常に高いわけではありません。ただ、年2回お菓子が届くのは数字だけでは測れない楽しさがありそうです。一方、株価が100円下がれば100株で1万円の含み損。年間1,500円相当の優待だけで補える金額ではありません。以前の伊藤園優先株の経験もあるので、優待だけを理由に買うのは避けたいです。
11月6日の決算を待ってみることにした
購入を検討していたところ、次の決算発表が近いと分かりました。井村屋グループの公式IRカレンダーでは、2026年11月6日に2027年3月期第2四半期決算が発表される予定となっています。
せっかくなので、今回はその決算を待ってみようと思います。特に確認したいのは営業利益です。第1四半期のように売上が増えても利益が減る傾向が続いているのか、それとも利益率が改善しているのかを見たいです。
業績見通しが維持され、株価にも割高感がなければ100株購入を前向きに検討します。逆に下方修正などがあれば、株価が安くなっていても慎重に判断したいです。もちろん好決算で株価が上がる可能性もありますが、優待目的の長期保有なので購入を焦る必要はないと思っています。
森永製菓と井村屋、どちらを買う?
今は森永製菓も購入候補として検討しています。森永製菓は11月12日、井村屋グループは11月6日に、それぞれ決算発表が予定されています。
どちらもお菓子の優待が魅力的ですが、すでに複数の株式を保有しているので、優待が欲しいというだけで次々に購入するつもりはありません。両社の決算が出そろったところで、改めて比較するのもよさそうです。ブログでも、実際の判断を記録していきたいと思います。
まとめ:井村屋は魅力的だけど、決算まで待ちたい
井村屋グループを調べてみて、100株で年2回の自社製品が届く点に魅力を感じました。一方、直近の営業減益は気になります。高値から下がっていることだけを理由に、割安だと決めつけるのは早そうです。
そこで、11月6日の決算発表まで購入を待つことにしました。内容がよければ100株の購入を検討したいです。優待を受け取れたら、ぜひブログで紹介したいですね。
参考資料
※この記事は2026年10月21日時点の公開情報に基づく個人の投資検討記録です。株価・優待条件・業績予想は変わることがあります。

コメント