2026年5月8日、高配当・ディフェンシブ銘柄として個人投資家に大人気のNTT(日本電信電話)から、投資家大注目の「自社株買い」と「決算」が発表されました!
私もNTTの株を持っているため、明日以降の株価の値動きに注目しています!
1. 最大2000億円!強力な自社株買いの詳細
まずは投資家にとって一番のポジティブサプライズである「自社株買い」の内容を整理しましょう。
- 取得上限額: 2,000億円
- 取得上限株数: 14億株(自己株式を除く発行済み株式総数の約1.72%)
- 取得期間: 2026年5月11日 ~ 2027年3月31日
- 目的: 資本効率の向上と株主還元の充実
今回の自社株買いは最大2000億円・14億株という大規模なものです。約1年弱の長期間にわたって市場から株が買い付けられるため、今後の株価の下支え(需給改善)として非常に強力に機能することが期待されます。資本効率の向上と株主還元の充実が目的とのことで、NTTの株主還元に対する積極的な姿勢が改めて示された形ですね!
2. 決算発表の内容は?今期は「増収・最終減益」の慎重見通し
同日に発表された決算と、今期(2027年3月期)の業績見通しは以下の通りです。
【2027年3月期の業績予想】
- 営業収益(売上高): 15兆600億円(前年比 +4.5%)
- 営業利益: 1兆7,100億円(前年比 +0.2%)
- 当期純利益: 9,800億円(前年比 -5.5%)
- 配当: 0.1円の増配を予定
売上高は過去最高を更新するなどトップラインの成長は維持しているものの、最終的な純利益は5.5%の減益という見通しになりました。 減益の主な要因としては、金利上昇に伴う支払利息の増加や金融コストの上昇が重荷となっているようです。投資家に対しては「やや慎重(守り)」な印象を与えるガイダンスとなりました。
3. 発表後の株価の反応は?
5月8日の午後13時に発表された直後、株価は激しく動きました。
「2000億円の大規模な自社株買い」という買い材料と、「最終減益」という売り材料が同時に出たことで市場の評価は真っ二つに。結果として、減益見通しや有利子負債への警戒感から売りに押され、後場にかけてマイナス圏に転換する展開となりました(終値は150円台で推移)。
需給面の好材料と、ファンダメンタルズ(業績)面の懸念が綱引きをしている状態と言えます。
まとめ:今後のNTT株とはどう付き合うべきか?
今回の発表のポイントをまとめます。
- ポジティブ: 2000億円(14億株)の自社株買い、0.1円の増配
- ネガティブ: 今期最終利益は5.5%の減益予想、金利上昇によるコスト増
短期的な業績面では金利上昇などの逆風もありますが、NTTの強みである「安定した事業基盤」と「株主還元への強い意志」は健在です。 現在、株価は150円前後とお手頃な価格帯にあり、長期間の自社株買いが下値をしっかり支えてくれます。長期目線で配当をもらいながら保有を続ける「インカムゲイン狙い」の投資家にとっては、引き続きホールド(あるいは押し目買い)を検討できる魅力的な水準と言えそうです。
今後の金利動向とNTTの稼ぐ力に引き続き注目していきましょう!
※注意事項:本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。株式投資の最終判断はご自身で行っていただきますようお願いいたします。

コメント