【新NISA】NTT株は「買い」か?最新構想「AIOWN」から考える、AI時代のインフラ投資術
こんにちは。コツコツと資産形成に励む個人投資家です。
最近の日経平均は大台の6万円を視野に入れる勢いですが、そんな中で「いま、何を買うべきか?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。今回は、新NISAでも圧倒的な人気を誇り、先日驚きの新構想を発表した「NTT(日本電信電話)」について、私なりの視点で深掘りしてみたいと思います。
1. NTT株が「国民的株」になった理由
新NISAが始まって以来、常に買付ランキングの上位に君臨しているのがNTTです。その最大の理由は、2023年に行われた「25分割」という大胆な株式分割にあります。
以前は数十万円単位の資金が必要でしたが、現在は100株単位でも1万円台から投資が可能です。まさに「ランチ数回分」の資金で、日本最大の通信インフラ企業のオーナーになれる。この圧倒的なハードルの低さが、若年層からベテランまで幅広い層を惹きつけています。
1株から購入できるサービスを使えば、それこそ150円で買うことができるので、誰でも買える株といっていいでしょう。
2. 直近の株価はどう動いている?
ここ数年の動きを振り返ると、NTT株の「性質」が少しずつ変わってきているように感じます。
- 2023年〜2026年: 2023年7月の分割によって流動性が爆発的に向上しました。かつては「ディフェンシブな高配当株」の代名詞でしたが、後述するIOWN構想などの期待感から、最近は「成長株(グロース)」としての期待も背負い始めています。
- 直近1年(2025年4月〜2026年4月): 株価は150円〜160円くらいのレンジで、現在は150円台前半と、やや「押し目」とも言える位置にあります。配当利回りは3.4%〜3.5%付近。日経平均が好調な中で上値が重いのは、通信業界特有の競争の激しさもありますが、これを「安く買えるチャンス」と見るか「停滞」と見るかが、投資家としての分かれ道になりそうです。
ちなみに過去10年くらいで見てみると2024年1月くらいまで勢いがあり、上昇が続くかのように思われていました。そのころと比較すると今の状況は「停滞」とみることもできそうです。
3. ゲームチェンジャーになるか?最新構想「AIOWN」
さて、この記事で最もお伝えしたいのが、2026年4月27日に発表されたばかりの最新構想「AIOWN(アイオン)」です。
これは、NTTが掲げてきた光技術「IOWN」を、さらにAIに最適化させたインフラ基盤のこと。主なポイントは以下の3点です。
- 分散型AI: 全国にあるデータセンターをIOWNの核である「オールフォトニクス・ネットワーク(APN)」で一つに繋ぎ、巨大なAI専用コンピューターとして機能させる。
- 圧倒的な省エネ: 最新の液冷方式で、冷却電力を最大60%もカットする。
また、将来的にはチップ内部の通信も電気から「光」に変えることで、プロセッサ自体の消費電力を最大1/100にすることを目指しています。 - キャパシティの拡大: 2033年度までにデータセンターの容量を現在の3倍(1GW)に増やす。
「ただの電話屋さん」から、AI時代の「データの通り道と計算の場を支配するプラットフォーマー」へ。NTTが本気で生まれ変わろうとしている姿が、このAIOWNには詰まっていると感じます。
4. まとめ:私の投資戦略
「結局、NTT株は買いなのか?」
私の考えはこうです。
まず、配当利回り3.4%超という安定感は、やはり長期保有において大きな魅力です。そこに「AIOWN」という中長期的な成長ストーリーが加わったことで、ただ待つだけでなく、将来の「化ける」可能性にも期待が持てるようになりました。
株価が150円台という現在の水準は、利回り面でもインフラへの期待値面でも、コツコツと積み立てるには悪くない位置ではないでしょうか。
私は新NISAの枠も活用しつつ、一喜一憂せずに「AI時代の日本を支えるインフラ」を応援する気持ちで、ホールドし続けようと思っています。
※投資は自己責任でお願いします。本記事は特定の銘柄を推奨するものではありません。

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