今週の市場・決算カレンダー(10月27日〜30日)|日銀会合・FOMCと決算ラッシュの週

今週(2026年10月27日〜30日)は、日銀の金融政策決定会合と米国のFOMC(連邦公開市場委員会)が重なり、国内では3月期企業の中間決算の発表がピークを迎える、材料の多い1週間です。とくに10月30日(金)は約250社が決算を発表する集中日で、日銀の政策決定と展望レポート、総裁記者会見も同日に予定されています。日ごとの主な予定を整理しました。

※時刻はすべて日本時間です。米国企業の決算は現地の引け後の発表が中心で、日本時間では翌朝に当たります。予定は変更される場合があります。

10月27日(火)

主な決算発表

コード 銘柄
4063 信越化学工業
7751 キヤノン
4519 中外製薬
6988 日東電工
8697 日本取引所グループ
9697 カプコン
7309 シマノ

イベント・指標

  • 月例経済報告(10月分、内閣府)の公表
  • 企業向けサービス価格指数(9月)8:50
  • 米国:FOMCが開幕(〜28日。結果は日本時間29日未明)
  • 米国:消費者信頼感指数(10月)の発表

10月28日(水)

主な決算発表

コード 銘柄
6501 日立製作所
6857 アドバンテスト
6701 NEC
8604 野村ホールディングス
9022 JR東海
6526 ソシオネクスト

このほか、韓国ではSKハイニックスが決算を発表します。

イベント・指標

  • 10月末権利銘柄の権利付き最終日(権利確定日は10月30日。10月31日が土曜日のため前倒しされています)。株主優待や配当の権利を得るには、この日の大引け時点で株式を保有している必要があります
  • ECB(欧州中央銀行)理事会が開幕(〜29日)
  • 米国:アルファベット、マイクロソフトが引け後に決算発表(日本時間29日朝)

10月29日(木)

主な決算発表

コード 銘柄
6861 キーエンス
6902 デンソー
6702 富士通
6301 コマツ
9202 ANAホールディングス
4661 オリエンタルランド
9501 東京電力ホールディングス
6723 ルネサスエレクトロニクス
2914 JT
4502 武田薬品工業

このほか、韓国ではサムスン電子が決算を発表します。

イベント・指標

  • FOMC結果:政策金利の声明は3:00、FRB議長の記者会見は3:30(今回は経済見通しとドットプロットの公表はありません)
  • 日銀の金融政策決定会合が開幕(〜30日)
  • 権利落ち日(10月末権利銘柄)
  • ECBの政策決定は22:15、総裁記者会見は22:45
  • 米国:第3四半期GDP速報値 21:30
  • 米国:個人所得・PCE価格指数(9月)21:30
  • 米国:アマゾンが引け後に決算発表(日本時間30日朝)

10月30日(金)

主な決算発表(約250社)

コード 銘柄
285A キオクシアホールディングス
8035 東京エレクトロン
6752 パナソニックホールディングス
9020 JR東日本
8601 大和証券グループ本社
6981 村田製作所
6762 TDK
6503 三菱電機
6920 レーザーテック
7741 HOYA
4568 第一三共

イベント・指標

  • 日銀:政策決定の公表(会合終了後)、経済・物価情勢の展望(展望レポート)の基本的見解の公表、植田総裁の記者会見 15:30(展望レポートの全文は翌営業日の11月2日14時に公表予定)
  • 東京都区部消費者物価指数(10月)8:30
  • 完全失業率(9月)8:30、有効求人倍率(9月)
  • 鉱工業生産指数(9月速報)8:50
  • ユーロ圏:第3四半期GDP速報値

今週の注目点

1. 日銀会合と総裁会見(29〜30日)

市場の関心は、展望レポートで景気・物価の見通しがどう修正されるかと、植田総裁の記者会見で今後の金融政策についてどんな発言が出るかに集まります。結果の公表は30日の会合終了後で、記者会見は15:30からです。

2. FOMCと米経済指標(29日)

29日未明にFOMCの結果が出たあと、同日夜には米国の第3四半期GDP速報値とPCE価格指数が発表されます。米国の金利とドル円の反応次第では、翌日の日本株にも影響が及びやすい日程です。あわせて、アルファベット、マイクロソフト(29日朝)、アマゾン(30日朝)の決算も控えています。

3. 決算の山場は30日、権利付き最終日は28日

30日はキオクシアホールディングスや東京エレクトロン、レーザーテックなど、半導体関連の大型銘柄を含む約250社が決算を発表します。28日のアドバンテストと合わせて、半導体株の地合いを左右しそうです。また、28日は10月末権利銘柄の権利付き最終日で、株主優待や配当を目的とした買いも入りやすくなります。

材料が重なる週なので、保有銘柄の決算日と権利日を先に確認しておくと、当日の値動きに振り回されにくくなります。


※本記事は、公開情報をもとに今週の予定を整理した情報提供のためのもので、個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

※出典:日本銀行・公表予定、FRB・2026年10月予定、米国経済分析局(BEA)・公表予定、株予報Pro・決算カレンダー、キオクシアIRニュース、東京エレクトロンIRカレンダーなど(2026年10月27日時点)。各社の予定は変更される場合があるため、最新情報は企業IR等でご確認ください。

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