こんにちは。2026年10月23日にMetaのAIエージェント「Muse」が日本でも使えるようになったので、早速試してみました。今回やってみたのは、株式市場の情報を集め、WordPressブログの記事を作って下書き保存するところまで任せるというものです。
単に文章を生成するだけではなく、実際のWebサイトを操作して作業を進められるというのが面白いですね。使ってみた結果と、ほかに何ができるのかを紹介します。
Museとは?質問に答えるだけではないAIエージェント
MuseはMetaが提供するパーソナルAIエージェントです。北米での先行提供を経て、日本では2026年10月23日に提供が始まりました。iOS・AndroidのアプリやWebサイトのmuse.aiから利用できます。
ChatGPTなどの会話型AIも外部サービスとの連携が進んでいますが、Museも、ユーザーから目標を伝えられると計画を立て、ブラウザを開き、フォームを入力するといった作業を進められます。アプリを閉じてもクラウド上の専用環境で処理を続けられるのも特徴です。
実際にWordPressの下書きを作成してみた
私が運営しているこのブログでは、株式投資や経済ニュースをよく取り上げています。ただ、毎日記事を書こうとすると、情報収集だけでもそれなりの手間がかかります。そこで、日々のストップ高・ストップ安銘柄を調べて記事にする作業をMuseに試してもらいました。
- 取引日のストップ高・ストップ安銘柄を調べる
- 銘柄コード、株価、騰落率などを整理する
- 値動きの背景や関連ニュースを確認する
- WordPress向けの記事にまとめる
- 記事を下書きとしてWordPressに保存する
実際に、2026年10月23日のストップ高13銘柄・ストップ安3銘柄を扱った記事を、WordPressの下書きに登録できました。銘柄一覧だけでなく、TOBや業績予想の修正といった材料にも触れており、記事としての形になっていたのは少し驚きました。
実際に作成した「10月23日のストップ高・ストップ安まとめ」はこちら。
AI生成記事をそのまま公開しない理由
便利ではありますが、特に投資記事では情報の正確性が重要です。銘柄コードや終値、前日比が間違っていたり、「一時ストップ高」と「ストップ高で取引終了」を混同したりすると、読者に誤解を与えてしまいます。
そこで今回は、Museに下書き保存まで担当してもらい、その後ChatGPTで内容を確認して公開しました。つまり「Museで収集・執筆 → WordPressに下書き → ChatGPTで検証 → 公開」という流れです。
ただし、今回の検証では全銘柄の数値を独立したデータ源で一件ずつ完全照合できたわけではありません。今後は数値データと出典URLの自動チェックをさらに強化したいところです。
毎日のブログ更新にも使えそう?
次は、取引終了後にMuseが下書きを作り、毎日決まった時刻にAIが確認する仕組みを試しています。現状は平日17時にChatGPT側で下書きをチェックする定期タスクを登録した段階です。定期実行時にもWordPress連携と公開処理が正常に動作するかは、まだ検証が必要です。
Muse側での記事作成も、毎日安定して実行できるかを引き続き確認します。作成から公開まで無人で行えるようになれば便利ですが、誤情報や重複投稿を防ぐ仕組みは欠かせません。
ブログ以外では何ができる?
メール管理と予定調整
公式発表によると、GmailやGoogleカレンダーなどと連携し、メールの確認や予定の調整が可能です。重要なメールを整理したり、会議の予定を確認したりといった用途が考えられます。メール送信などの重要な操作では本人の承認が必要になる設計です。
旅行の計画・予約
宿泊先や移動手段を調べ、対応サービスで予約作業を進めることも想定されています。Trip.comやAgoda、Klookなどとの連携が公式に紹介されています。面倒な比較や入力を任せられれば、旅行の計画も楽になりそうですね。
Webサイトの操作・情報収集
ブラウザでサイトを調べたり、フォームに入力したりといった操作も可能です。複数サイトの情報を比較する作業や、繰り返しの事務作業にも活用できそうです。ただし、対応サイトやログイン状況によっては操作できない場合もあります。
個人向けアシスタントとしての活用
Museには会話の内容を踏まえた提案や、複数の作業を継続して進める機能もあります。日本ではメルカリ、マネーフォワード ME、チケットぴあとの連携拡大も発表されています。ただし、今後の連携予定と既に使える機能は分けて考える必要があります。
Museは無料で使える?
Metaの公式案内では、多くの基本機能を無料で利用でき、より活用したい人向けには有料のサブスクリプションプランも用意されています。私もまずはどこまで試せるのかを確認しています。
ただし、無料枠で毎日どの程度の作業を実行できるか、継続的なブログ運用に足りるかは未検証です。長期運用では利用制限や費用も重要になりそうです。
外部サービスを任せるときの注意点
Museは専用のクラウド仮想マシン上で動作し、連携サービスのアクセス範囲を利用者が管理できる仕組みです。それでも、AIにWebサービスを操作させる以上、誤操作や意図しない情報公開には注意したいですね。
私の場合は、いきなり自動公開するのではなく、まず下書き保存まで任せることにしました。株価など正確性が重要な情報は、公開前の検証が必要だと思います。
使ってみた感想
今回試してみて、AIの使い方がまた一段階変わってきたように感じました。これまでは文章やプログラムを生成してもらうことが中心でしたが、実際のWebサービスへの登録まで任せられると、できることが一気に増えます。
もちろん、正確性や自動実行の安定性、無料枠の制限などはこれから確認すべきところです。それでも、WordPressの下書き保存に成功しただけでも十分に可能性を感じました。
将来的には、毎日繰り返す情報収集やブログの定型更新をできるだけAIに任せて、自分は記事のテーマを考えたり、面白そうなことを試したりする時間を増やしたいと思います。今後も使ってみて気づいたことがあれば紹介したいですね。
参考情報
※2026年10月26日時点の情報です。Museの機能、料金、対応サービスは変更される場合があります。WordPressへの下書き保存は筆者の利用環境で成功したもので、すべての環境での動作を保証するものではありません。

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