「Hameeって、昔もっと株価高くなかったっけ?」
10年チャートを見ていて、ちょっと気になりました。
現在のHamee(3134)は300円前後。2026年10月7日の終値は293円で、100株買っても約2万9,000円です。年初来高値は534円、安値は250円なので、今年だけ見てもかなり動いています。
伊藤園の優先株を売った資金の使い道を考えている中で、「3万円くらいなら小型株を1つ持ってみても面白いかも」と思って調べ始めました。
ただ、10年チャートを見るとかなり特徴的です。
昔のHameeはEC成長株だった
Hameeというと、スマホケースの「iFace」を知っている人も多いと思います。
ただ、以前のHameeを成長株として評価するうえで重要だったのが、EC事業者向けサービスの「ネクストエンジン」でした。
ネットショップの受注や在庫管理などを支援するサービスで、EC市場の拡大とともに成長。特に2020年前後はコロナ禍によるネット通販需要の拡大もあり、Hameeの業績は大きく伸びました。
当時は、
ECが伸びる
↓
ネットショップが増える
↓
ネクストエンジンの利用も増える
という非常に分かりやすい成長ストーリーがありました。
株価が大きく上昇したのも、この期待が大きかったようです。
では、もう一度ECで復活するのか?
ここが少し気になりました。
「これだけ株価が下がっているなら、EC市場がまた伸びれば復活するのでは?」とも思ったのですが、昔とは会社の形がかなり変わっています。
ネクストエンジンを運営するNE株式会社は2025年11月に上場し、Hamee本体はブランド事業へ軸足を移しています。
つまり、昔のような
EC市場拡大 → ネクストエンジン成長 → Hamee成長
という構図を、そのまま期待することはできません。
これは結構大きな変化ですね。
昔の高値だけ見て「2,000円くらいまで戻るのでは?」と考えるのは危なそうです。
今のHameeは「ブランドを育てる会社」
では今のHameeは何をしているのか。
現在は、若い世代向けの商品を企画から販売まで自社で手掛けるブランド事業を成長軸にしています。
主なブランドを見ると、
- iFace:スマホケースを中心としたモバイルアクセサリー
- ByUR(バイユア):日韓共同開発のコスメブランド
- Pixio(ピクシオ):ゲーミングモニターやデスク周辺機器
という感じです。
ByURは新商品を積極的に投入していて、Pixioもゲーミングモニターだけでなくデスク周辺製品まで広げています。iFaceもスマホケース以外の商品展開を増やしています。
こうして見ると、昔のEC支援企業とはかなり印象が違います。
「第二のiFace」を作れるかが重要そう
調べていて思ったのですが、今のHameeを見るなら、
「EC企業として復活できるか」
ではなく、
「iFaceの次になるブランドを作れるか」
の方が重要そうです。
ByURが大きな化粧品ブランドになる。Pixioがゲーミング市場でさらに伸びる。あるいは全く新しいブランドが出てくる。
そうなれば、会社への評価が変わる可能性はあります。
逆に新規ブランドが思ったほど育たなければ、株価が昔の水準に戻らない可能性も当然あります。
ここは結構賭けですね。
株主優待も意外と面白い
Hameeには株主優待もあります。
2026年6月に優待内容が拡充され、100株以上を4月末または10月末時点で保有していると、次のクーポンが対象になります。
- iFace公式サイト:1,000円分
- ByUR公式サイト:1,000円分
- ByGLOW公式サイト:1,000円分
- Pixio公式サイト:1,000円分
合計すると4,000円相当です。
現在の株価が300円弱なので、100株なら3万円弱。金額だけ見ると、かなり大きな優待に見えます。
ただし、現金4,000円がもらえるわけではありません。
それぞれの公式サイトで商品を買うときに使うクーポンなので、iFaceやByUR、Pixioなどに興味がある人向けの優待です。
私の場合、ゲーミング系のPixioは少し気になります。
Hameeの事業を追いかける意味でも、優待を実際に使ってみて、その感想をブログにするのも面白そうです。
株価は約300円。100株なら3万円弱
2026年10月7日時点の終値は293円。
100株なら約2万9,300円です。
私の場合、少し前に伊藤園の優先株を売却したので、その資金の一部で次に買う銘柄を探しています。
最初はFX口座に10万円くらい入れてスワップ運用をするのも面白いかなと思っていました。
ただ、年間数千円程度のスワップを狙うより、
3万円くらいで小型株を買って、その会社がどう成長していくか追いかける
方がブログとしては面白い気もしてきました。
Hameeなら100株だけなら資金的にもかなり軽いです。
ただし「昔高かったから安い」は危険
一番気を付けたいのはここです。
10年チャートを見ると、昔の高値から現在はかなり安く見えます。
でも会社の事業内容そのものが変わっています。
ネクストエンジンという成長事業が独立した以上、
「以前2,000円だったから、300円は激安」
とは単純には言えません。
現在の株価が安いのかどうかは、ByUR・Pixio・iFaceなど現在の事業がこれからどのくらい利益を生み出せるかで考える必要があります。
とりあえず100株は面白そう
まだ買うと決めたわけではありません。
ただ、Hameeは少し気になってきました。
3万円弱ならブログ用の実験枠としても持ちやすいですし、
「昔のEC成長株は、ブランド企業としてもう一度成長できるのか?」
というテーマで定期的に追いかけるのも面白そうです。
伊藤園を売った資金を全部使う必要もありません。
とりあえず100株だけ買って、その後の決算やByUR、Pixioの成長を眺めてみる。
そんな投資もありかなと思っています。
まだ楽天株など他にも気になっている銘柄があるので、もう少し比較してから決める予定です。
※本記事は個人の投資記録・検討メモです。特定銘柄の売買を推奨するものではありません。株価や株主優待の内容は変更される可能性があるため、投資判断の際は最新の公式情報をご確認ください。

コメント